2012年6月。
近所のホームセンターで、マルカン『鈴虫のたまご』が1箱99円と在庫処分として販売されていた。
秋になれば、ホームセンターのペットコーナーで、鈴虫オス・メス各1匹ずつがプラケースに入れられ700円程度で売られる事が多い。
1箱に約50匹分の卵が入っているようだ。
これは安いし、面白そう!
そして単純に、増えすぎた場合、スネークヘッド達のエサにもなると思い購入。
▼株式会社マルカン ※現在『鈴虫のたまご』は商品一覧にありません
http://www.marukan.org/index.html
マルカン『鈴虫のたまご』2箱購入。
早速自宅に戻り、パッケージ底面にある『ふ化のさせ方、育て方』を見る。
ほうほう、要は土を敷き、卵(本品)をふりかけ、霧吹きで湿らす…っと。
育て方の記載はは下記のとおり。
1.飼育ケースに鈴虫マットを3~4cm程度敷いてください。
マット全体にしみわたるように水を噴霧します。
2.袋の中のたまごを土ごと平らに撒いてください。
3.マットの表面が乾けば水を噴霧します。
(7~10日に1度、表面が湿る程度を目安に)
※水が多すぎるとたまごが腐ることがあるので注意してください。
4.20~25℃の室温で約30~50日程度でふ化します。
成虫になったら、エサやゼリーをきらさないようにして育ててください。
【ワンポイントアドバイス】
オス・メスを一緒に入れると共食いがおこる可能性があります。
鳴き声を楽しみたい方はオス・メスを別々に飼育し、産卵のときだけ一緒にしてください。
最近は便利なもので、100円ショップでも園芸用の土などを売っている。
また、夏の季節前になると、カブトムシ・クワガタなどの需要が増えるのか、くぬぎマットなども。
自分が子どもの頃、くぬぎマットとか高くて、お小遣いの中で苦労していたなぁと思い出してしまった…。
本当に効くのかわからない(失礼スミマセン!)けれど、コバエが来ると嫌なので、ゼオライトも購入してみた。
普通のプラケースでいいかなぁ…と思ったものの、1箱50匹入り。
ということは2箱購入したので、単純計算として全部ふ化すれば100匹近くになる。
そのため、以前、スッポンやカエルを捕まえたとき用に備えて『かねだい戸田店』で購入したワイドプラケースを使うことにした。
▼かねだい戸田店
http://www.kanedaitoda.com/aqua_zaiko.html
100円ショップにて購入した『くぬぎマット』半袋をワイドプラケースに敷き詰めて、かるく霧吹きで水分を足す。
マルカン『鈴虫のたまご』。カップラーメンの『かやく』の袋ほどの大きさ。乾燥してサラサラしている。この1袋に50匹分の卵が入っているらしい。
夏休みの自由研究なとでおなじみの『シーモンキー』や『カブトエビ』など、卵を乾燥(フリーズドライ)させてもふ化できるという技術に驚く。ふ化が楽しみ。
くぬぎマットの上にマルカン『鈴虫のたまご』をふりかける。本当にサラサラとして乾燥している。
写真は2袋分をふりかけた状態。
説明書きにあるように、乾燥した鈴虫の卵に十分水が浸透するよう霧吹きで水を吹きかける。
ただ、水の与えすぎは卵を腐らせるとのことで厳禁らしい。
乾燥していた鈴虫の卵が水を含み、気持ちふっくらしたように感じる。
いや、気のせいか…。
○で囲った部分が鈴虫の卵。
米粒より2回りほど小さく、白い。
小鳥を飼っている方ならわかる、カナリヤシード程の大きさ。
土や鈴虫の卵も含め、土のにおい以外は特に無し。
これなら部屋に置いていたとしても、家族から文句を言われることは無いと思う。
さあ、ふ化が楽しみ!
【記事:2012年6月24日】
2012年8月15日。
鈴虫の卵を撒いてから、1ヵ月以上経過。
しかし、特に変化はない。
もちろん、説明書きに書かれたとおり、乾燥しすぎない程度、そして、水分が過剰にならない程度に1週間ごと霧吹きで水を与えている。
ただ、説明書きには30~50日でふ化と書かれていたので、もう少し時間がかかるのだろうか?
2012年9月30日
説明書のどおりに霧吹きなどで土を湿らせていても、全く孵化しなかった…。
100匹近くの卵を撒いたのだから、せめて数匹程度は孵化してほしかった。
残念。