自分の好きな番組のひとつに、TV朝日で月曜深夜放送されている「テレメンタリー」がある。2011年1月10日の放送は「ベースボール・イン・カウラ」。
自分は第二次世界大戦などについての番組をよく見るが、1944年8月にオーストラリアでこのような事件が起こっていたこと自体知らなかった。
捕虜といえば劣悪な環境を思いがちだが、オーストラリアでは警備が比較的緩く、日本の娯楽文化である野球、麻雀、花札などが許され、日本人は魚を食べる習慣があるからとわざわざ食事に魚が用意されるような環境だったらしい。
そんな環境の中でも、捕虜を恥とする日本人の様々な心境、捕虜収容所でのオーストラリア人への感謝の気持ちがありつつも脱走した思いなど、録画しなかったのが残念に思えるほど、自分にとっては興味深い内容の放送であった。再放送を個人的に希望する内容でした。
