福島第一原発事故の暫定評価レベルが、レベル5からレベル7になった。
発表されたのは4月12日。この発表の遅さ対して、いろいろな面で本当に残念に思う。
原発事故に対し、全く知識の無い自分でもアメリカ、ドイツをはじめ、事故当時からレベル6と発言していたし、実際に3月中旬に起こった水素爆発では、1時間あたり1万テラベクレルの放射性物質を排出していた。
その時点で、すでにレベル7に相当するのは、パソコンなどで原発状況を検索している自分でさえ、容易に判断できた。
国は国民をパニックにする訳にはいかないし、各種データ等が揃わないと責任をもって発表できないという事は理解できても、まずはせめて、レベル6の発表をしても良かったのではないかと思う。
更に問題なのは、枝野長官が3月23日頃の時点で、原子力安全委員会などから実はレベル7相当であると報告されていたことだ。
その時点で、まずレベル6であることを発表していれば、原発周辺の避難区域の方たちを被曝を含め、海外にも日本および東電の隠ぺい疑惑、信用を失うことは避けれたのではないだろうかと思う。
■福島第一原子力発電所事故 関連情報リンク集
▼都内の環境放射線測定結果 測定場所：東京都新宿区百人町
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/
▼東京都新宿区百人町 水道水 放射線測定結果
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/w-past_data.html
▼全国の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/
▼文部科学省 全国の放射線モニタリングデータ
http://www.mext.go.jp/
▼国立がんセンター 東京築地市場における放射線測定結果
http://www.ncc.go.jp/jp/information/sokutei.html
▼関東各地の環境放射能水準の可視化サイト
http://microsievert.net/
▼原子炉の圧力 放射能について関連サイトあり
http://atmc.jp/plant/vessel/?n=1
▼福島原発原子炉の状態 原子炉の放射線量
http://atmc.jp/plant/rad/