神奈川県川崎市が福島県の瓦礫(がれき)の除去を支援すると言う。
瓦礫は、福島から貨物列車で川崎まで運ぶようだ。
4月14日、MX系「5時に夢中!」の夕刊ベスト8のコーナーで、福島の瓦礫を川崎市が受け入れることについて、岩井 志麻子さんが、
福島県の方には悪いけれど、福島のゴミを川崎で処分するのことについて、怖いと思うのは普通の人のお気持ちでしょう。川崎市長さんも勇み足せず、これは国が片づけなければいけないでしょ!
のようなコメントをしていた。(正確でなくてゴメンナサイ)
自分もこの意見に賛成だ。
本当に東京の電力を作ってくれている福島の方には申し訳ないけれど、放射性物質は目に見えないから怖い。
実際に、原発からおよそ220km離れた東京でも放射性物質は風に乗ってやって来ている。
川崎市長の被災した福島を助けようという気持ちは、本当に良い事だと思う。
ただし瓦礫には、少なからずあきらかに放射線物質に汚染されているハズ。
川崎に運ぶ瓦礫について、しっかり放射性物質の測定をするかも不安だし、川崎市のゴミ焼却炉は放射線物質を除去できる物なのかも不安。
これは、国と東電が責任を持って処分しなければいけない問題。
どうか、事故を起こした原発の瓦礫と一緒に処分することを願う。
また、4月15日のTBS系列「ひるおび」で小森谷 徹さんが、川崎市が福島の瓦礫を受け入れることについて、各方面から反発の声が届いているという新聞記事に対し、
実際には汚染されていないのに、これも福島=放射能(線)という風評被害だ
と言い切った。
自分は、この方がTVK系列「クルマのツボ」という番組に出ていたことぐらいしかわからない。
しかし、放射線の専門家でない方がTVを通し、言い切ってしまうのは危険ではないかと思う。
万一何かあったらこの方ならびに、小森谷さんを起用したTBSは責任をとれるのだろうか。
小森谷さんに、もしお子さんがいるのならば、原発事故がおさまっていない福島、そして、自ら風評被害で大丈夫と発言した福島に、お子さんを連れて行く、行かせることが出来るだろうか。
放射線物質は目に見えない物質であり、微量でも身体に影響を及ぼす可能性もある物質。
まだまだ原子力発電所の事故が終息していない現在、この物質に対しては、安全過ぎるぐらいの配慮をしていた方が、後の被ばくした総量に対して安心できるのでは…と思う。
※貨物列車のコンテナの画像は、WEB制作のサウンドボード社の無料写真素材からお借りいたしました。
■福島第一原子力発電所事故 関連情報リンク集
▼nifty サーチナ 2011年4月14日(木)17時48分
原発事故の重大性を隠ぺい、日本の信用を大きく失墜=香港
http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/sech-20110414-20110414_00043/1.htm