いよいよ、親知らず抜歯の日。
中途半端にyoutubeなどで親知らずの抜歯の映像などを見てしまった。
なので、朝からとても気分が憂うつ。
いざ、抜歯当日になってわかったのは、こんな事でヒビってしまう自分は改めて小心者だということ。
でも、歯を抜くなんて乳歯以来、何十年振り。
予約の時間12:00。
名前を呼ばれて、診察室へ。
歯科医から、簡単に抜歯についての説明を受ける。
正直に、歯科医と衛生士さんに
「いま、自分ちょっと緊張してます」
と言ってしまった(笑)。
診察台のイスが倒れ、麻酔の注射を歯茎に打つ。
ちなみに、この歯科医院の麻酔注射は電子注射で、打っているあいだメロディ♪が鳴る。
注射は普段と同じ細い針。
一瞬チクリとする程度なので痛くは無い。
1回で麻酔が効いたのか、次に注射したときにはチクリの感覚はすでに無し。
抜歯予定の歯周辺の歯茎に5~6箇所程度注射を打った。
麻酔注射後2~3分、倒れた診察台でそのまま待たされた。
その間、緊張をほぐす為に気を遣ってくれたのか、衛生士さんが世間話を振ってくれた。
しかし、これから始まる抜歯への緊張と不安。
それと麻酔が効いて口が上手く動かず、やや引きった笑い顔で「はい、はい」としか言えなかった。
「では、抜きま~す。痛かったら左手上げてネ!」と歯科医。
今日はなぜか美容室の様に顔にタオルをかけられているが、その隙間から一瞬、視界に銀色の小さなペンチの様な物が。
そして、その器具が口の中へ入れられていく。
きっと、もう作業をしているのだろうが、全く感触はわからない。
と、その時、メキメキというかメリメリという音が耳元から聞こえた。
そして、すぐに軽くペシッっと軽い音。
「はい、もう抜けましたよ」と歯科医に言われて終わったとわかる。
時間にして、1~2分か。
抜歯した親知らずは、上あごで真っ直ぐ素直に生えていたイイ子ちゃんだったからか、あまりの呆気なさにビックリ。
「この後、4~5時間経つと歯茎の皮が下がってくるけど、あまり舌でいじったりしないでネ! あと、今日は何回うがいしても血の痰みたいのが出るからね」と歯科医師から説明を受け待合室へ戻る。
受付にて消炎剤2種と痛み止め1種を渡され、クスリについて説明を受ける。
そして、明日かあさって中に、2~3分で終わるので消毒のために来院してくださいと告げられる。
気になる金額は薬代を含め、およそ1,500円。
最近多い、処方箋を渡され薬局へというスタイルでないのが嬉しい。
最後に、「あっ! 歯いりますか?」と聞かれ、ちょっと迷ったけど記念にもらってきました!
呆気なく終わった抜歯ですが、3週間後にもう1本抜くらしいので、まだちょっとだけ憂うつ…。
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