トヨタ編
■トヨタ アベンシス(セダン)
・2000~2400cc
・2400cc 163ps 23.5kgm
・4645×1760×1480
・230~330万円ほど
発売当時から気になっていた1台。
日産には欧州を意識した走りを持つプリメーラがあったが、それのトヨタ版といったところか。
プレセアの買い替えとして、近所に1台いるのだが、新車として候補が挙がった。
スタイリングは、顔がヴィッツのようだけどコテコテしていないのが好印象。また、足踏み式パーキングブレーキになじめない自分にとって、未だハンドブレーキなのがポイント。
不人気車なのか、新車見積書1回で25万円引きが出て、気分は一気にアベンシスモードへ。
車内に乗り込めば見切りもよい。
ただ購入に至らなかったのは、最小回転がFF17incのためか大きいことと、ナビなどのオプションを含めると結構な金額。
税抜き300万で、このクルマの魅力は? の自分への問いに残念ながら答えが出なかった。
ただ、今でも見かけると、いいクルマだよなぁ、、、と心が揺らぐ。
■トヨタ アリオン
・1500~1800cc (現在は2000ccあり)
・1800cc 136ps 17.8kgm
・4565×1695×1475
・170~230万円ほど
ちょうど発売直後。いま買えば、新車感覚が4年味わえる。
初代から、セダンなのに後席がリクライニングする5ナンバーセダンとして、また、警察がプレミオやアリオンを覆面に使用しているので興味があった。 夢はなんちゃって覆面仕様!
プレミオとアリオンは兄弟車なので、そんなに大きな違いはないけれど、若干アリオンがスポーティな外観をしている。
後から2リッターが出ますと販売店さんに教えてもらったが、プレセアとの入れ替え時期には間に合わない模様。
サイズ、見切りも良く、素材は仕方ないけれど、パッと見は内装もいい感じ。
しかし、外観のスポーティーさと豪華に見える内装は、正直チグハグ感がしてしまう。
ただ、5ナンバー枠で後席リクライニングを採用しているセダンは、とても貴重な存在。
■トヨタ ブレイド
・2400cc (現在は3500ccあり)
・2400cc 167ps 22.8kgm
・4260×1760×1515
・220~320万円ほど
2.4は発売済だが、夏に3.5が追加された。
ウチの財政では3.5は無理だけど、FFで280馬力! とトヨタがやらないようなことに挑んだことに興味あり。このクルマも今では珍しいハンドブレーキを採用。
内装は、ダッシュボードなどにスウェードが貼ってあり、素材自体は違うけれど、2代目ソアラを知っている自分にとっては懐かしい。ソアラには専用のお手入れブラシも付属していた。
3.5は無いにしても2.4を購入に至らなかったのは、やはりTOPグレードの3.5と比較してしまう点と、骨格を共にする、オーリスとの違いが弱い点。もちろん、リアサスペンションやバックドアなどが違うのだけれど。
あと、運転席からの視界で、Aピラーが太く、また小窓がついていても役に立たなくて、交差点などで気をつけないといけないなぁと感じたから。
でも、3.5が320万円で手に入るのは魅力的。
■トヨタ マークX
・2500~3000cc
・2500cc 215ps 26.5kgm
・4730×1775×1435mm
・250~360万円ほど
マークⅡからマークXへ。
地元では、本当に良く見るクルマです。
フロントのデザインからすると、リアに力強さが無いけれど好きなデザインです。
新車なら2.5、3.0は中古と考えていた1台です。
このクルマもプレミオやアリオンのように、セダンなのに後席がリクライニングします。
スポーティーな外観と同じく、車内に乗り込むとATレバーが短く、適度な圧迫感でわかりやすいスポーティーさの演出が施されています。
唯一、気になるところはフロントの見切り。慣れの問題でしょうが、ボンネットの中央の盛り上がりが…。
当時は現行型だったため、中古でも比較的キレイなクルマを見つけやすいのは良かったのですが、本当に近所でたくさん走っていて…。
それが購入を断念した大きな理由です。いまでは価格もだいぶこなれ、スーパーチャージャーキットを組んで遊びたいな! と思わせてくれる1台です。
■トヨタ プリウス
・1500cc + モーター
・1500cc 76ps 11.2kgm
・4445×1725×1490mm
・230~330万円ほど
初代はセダン型で、2代目でハッチバックスタイルに。
プリウス=ハイブリッドという図式も定着し、所有していると、なんか優しそうとか、環境を考えているな…と周りから見られそうでいいですよね。勝手なイメージですが。地元でも、たくさん見かけます。
価格も思ったほど高くなく、減税がうれしい。
エレクトロシフトマチックといった、凝ったシフトレバーやエネルギーメーターなんかも面白いです。また、心配していた後方の視界も、そんなに悪くありませんでした。
エコなイメージと減税があるので、値引きは厳しいと思っていたのですが、あっさり、普通車並みの値引きをしてくれました。
購入に至らなかったのは、ウチのクルマの使い方。ひどい場合は1ヶ月もクルマに乗りません。
エンジンのバッテリーは交換できますが、その使い方だと、バッテリーのメモリー効果で満充電がしにくくなって営業マンから、大丈夫ですが、あまりオススメできないとのアドバイスをもらいました。
黙っていれば1台売れたのに、親身になってアドバイスをくれた営業マンに感謝です。
■トヨタ ラクティス
・1300cc~1500cc
・1500cc 110ps 14.4kgm
・3955×1695×1640mm
・140~190万円ほど
ヴィッツベースのハイト系コンパクト。
運転席に座れば、アップライトな姿勢で座らされるにもかかわらず、とても頭上が高く広く感じる。
座ったのは、パノラマルーフのオプションを装着したモデルだったので、これが無ければ更に2~3cmは頭上にゆとりがあるハズ。
特徴的なのは、ハイト系なのに、16インチタイヤと7速(確か)あるCVT。ぜひ、試乗してみたかった。
ボンネットは見えないが大きなフロントガラスで視界は良好。ただ、特徴的なインパネは、慣れが必要かも。
ガラスまでがかなり遠い。まるで、2代目以降のエスティマか、リヤウィンドウからの眺めた景色のように感じる。
後席は背もたれこそ小さいが、足が組めるほど広い。前席よりも高く座らせているのか、視界も良く、クルマに酔いやすい人が座っても酔いにくいのではないかと思う。
ドレスアップを前提で検討しましたが、ラクティスの売りであるパノラマルーフを選ぶと、スポーティグレード(内装)が選べない事がわかり、選択肢から外れてしまった1台です。
■トヨタ ヴィッツ
・1000cc~1500cc
・1500cc 110ps 14.4kgm (?)
・3750×1695×1520mm
・105~160万円ほど
コンパクトカーのベストセラー。クルマに興味の無い人でも、このクルマなら、すぐにわかるのでは!? と思う。
検討したのは1500ccのRS。
ヴィッツの前にラクティスに座ってしまった為、広さの感動は味わえなかったが、室内は広い。
スポーティーモデルの1.5RSでもお手ごろな設定で、トヨタを始め各社からアフターパーツが豊富。こちらもイジるのを前提で検討していました。(ただ、RSならシート地が他と違うなどもう少し差別化を!)
しかし、自宅の向かいの家に、ピカピカのブラックのRSがちょくちょく停るようになった。
よく見れば新車で1.3RS。危うく向かい同士でヴィッツ。しかもRSになるところだった。
ただ、今でも街なかでイジってあるヴィッツのRSを見ると、楽しそうだなぁと思ってしまう時がある。
■トヨタ パッソ
・1000cc~1300cc
・1300cc 90ps 12.6kgm
・3600×1665×1535mm
・97~145万円ほど
パッソ、プチプチ、プチトヨタ♪ のCMでお馴染みのパッソ。
日産マーチSRを検討の際、パッソ、マーチの2車とも車幅1660mm程度。
この車幅なら、狭い路でも気にせず駆け巡ることができ、街用スペシャルではないだろうか! (最強は軽自動車だと思いますが…)
1.3にはRacy(レーシー)やTRDという、見た目スポーティ仕様も存在する。
一瞬チープに感じる内装だけれども、適材適所とでも言うか、割り切り感が潔く好感が持てる。しかも、ステアリングと連動して動くメーターは、小柄なドライバーの事も考えた優しさも○。
グレードによっては軽自動車よりも安い普通車。これはスゴイ!
しかしそのためか、近所の医院に来る採血を運ぶクルマに使われているのを目にする。
それ以来、パッソを見るとそのイメージが離れられない。
日産編
■日産 マーチ
・1200cc~1500cc
・1500cc 109ps 15.1kgm
・3725×1660×1525mm
・95~185万円ほど
軽を除く日産のラインナップの中で最小なのがマーチ。
小型車ならば、少しでも室内を広くする為にスクエアな形になるものが多いが、マーチは曲面を多用したデザインでかわいらしい。
そんなマーチだが、走りの日産らしくスポーティーモデルが存在する。
オーテックが架装する1.2と1.5にあるSRというグレード。
1.2はエンジン内部にまで手を入れたスペシャル仕様だが、1.5はエンジンには手を加えていない。1.5SR-Aを検討したが1.2SRは本当に貴重なモデルだと思う。
1.5SR-Aは車両価格およそ180万円。ずーっとお世話になっている担当さんが頑張って出してくれた見積もりで約24万円の値引き。
「ほかのマーチ1.5ならもっと引けますが、オーテックなのでこれが限界です!」 と。
これに、ナビやらオーディオをつけて税抜きで220万。
検討時、自動車雑誌ではあと数ヵ月でモデルチェンジと記載されていたので、買ってすぐに型遅れか…という気持ちで諦めてしまいました。
しかし、雑誌の情報は間違いで、検討時から3年近く経つ現在でもマーチはモデルチェンジすることなく販売している。
これには、本当に失敗したと思う。
購入したアルテッツァもいいクルマだが、マーチのSR系は見かけることが少なく、小排気量をブン回して乗る、パワーを使い切る楽しさが味わえる数少ない国産車だと思う。
■日産 ノート
・1500cc (現在は1.6もある。※MTのみ)
・1500cc 109ps 15.1kgm
・3990×1690×1535mm
・135~170万円ほど
低燃費系でビュンビュン系というキャッチフレーズと、人気アニメ「The World of GOLDEN EGGS」のコラボのCMでおなじみのノート。排気量1.5のみという潔さだからか、他社も含め、他の1.5モデルと比べると安価なのが嬉しい。
マーチのコラムでも触れたが、走りの日産らしくユーロサスペンションというオプションがある。もちろん、メーカー直系ワークスのNISMO・S-tuneというサスペンションキットも用意。ハイト系なのに、ワークス系オプションではなくてもサスペンションのオプションがあるのは珍しいと思う。
プレセアでお世話になっている担当さんから、マーチの見積もりの際に、ついでにノートのカタログと簡単な見積もりをもらう。値引きはマーチよりも良い。
食指が動かなかったのは、日産でコンパクト! なら、潔さすら感じるマーチの方が自分には魅力的に感じたから。
しかし、前席のシートパックに格納式テーブルを設けていたり、後席も広く、2段式のラゲッジスペースなどノートにはノートの良さもある。