ワイパー替えゴム交換
アルテッツァをディーラーへ12ヵ月点検に出した。
別に、悪い部分があると感じていない。
けれど、初めての中古車を買ったということで少し心配なところと、
購入時につけた3年保障(標準1年+有料3年の計4年保障)の間は、
何となくしっかり整備に出さないと損…と思ってしまう貧乏性な性分。
実際、中古車を買ってるから貧乏なんだけど…。
12ヵ月点検の際にお願いしたのは、オイル交換とオイルフィルター交換。
そして、冷却水(LLC)交換と悪い箇所があったら、そこも…とお願いした。
年間3,000km程度しか走行しないので、特に悪い箇所は無かった。
ただ、作業中にディーラーから、
「ワイパーのゴムが劣化していて吹きムラが出ますけど、交換しますか?」
と連絡が来た。
残念ながら、ディーラー価格のワイパーを買えるほど、お金に余裕が無い。
それと、せっかくのDIYのチャンスなので自分で交換することにした。
近所のホームセンターでワイパーブレードを見ると、左右あわせて7,000円を超える。
そう、何度も言って申し訳ないけれど、今月はお金に余裕が無い。
ネットで安いお店はないか…と検索するも、検索の仕方が悪いのか、送料や代引き手数料を入れると店頭で買うのと差があまり無い。
ということで、オートバックスで替えゴムだけ買うことにした。
2012年3月、23区内オートバックスの参考価格。※アルテッツァの場合
・PIAA シリコート 運転席側:¥1,239/助手席側:¥1,239
・PIAA エクセルコート 運転席側:¥924/助手席側:¥924
・ガラコワイパー 運転席側:¥1,290/助手席側:¥980
・オートバックス スタッフマン
運転席側:¥640/助手席側:¥600
今まで、ずーっと、PIAA・シリコートのブレードで交換してきた。
ガラコ(ノーマルタイプ)を使用しているので、以前、プレセアでどこかのメーカーのワイパーを使用したら、作動するたびにビビリがひどく、扇形のスジが出来た。
ビビリ音は結構大きく、商店街を通った際に通行人が振り向くほど。
恥ずかしい思いをした記憶がある。
それでネットの情報から、PIAAに交換したらビビリ音が消えたので、ずーっとコレ。
しかし、今月はお金に余裕がない(笑)。
PIAA・シリコートにすると左右で¥2,500。
ブレード交換からすれば¥4,500は安い。
しかし、オートバックス製のブレードの価格を見てしまったら…。
左右¥1,240。コレは安い!
パッケージにも、
「グラファイトコーティング」
「ビビリ音軽減」
「ガラスコーティング対応」と謳っている。
いままで使ったこと無いけど、ダメ元で購入。
こういう行為を、安物買いの銭失いと言われる。
パッケージに
「StaffManワイパーが生まれ変わりました」とある。
ちなみにStaffManとは、オートバックスのプライベートブランド商品だったと思う。
初めて買った商品なので、どう生まれ変わったのかがワカラナイ。
どこが、どう変わったとかアピールすれば、より親切なのに。
パッケージ裏面の台紙下に、
輸入元:日東工業株式会社
本製品は日本で企画開発され、韓国で製造しております。
と、記載されている。
BOSCHのバッテリーといい、意外と自動車用品で韓国製は多い。
別に韓国製が嫌という意味では決してない!
さあ、ワイパーの替えゴム交換作業を開始。
アルテッツァの場合は、ワイパーが外に出ているタイプ。
高級車はワイパーがボンネット内に格納されていたりする。
運転する際、視界からワイパーが見えないと高級車だなぁと感じてしまう世代な自分。
そのようなクルマの場合、強引にワイパーを作動中にACCをOFFにしたり、一瞬、ワイパーのレバーを上げたりするとワイパーが出てきたりする車種もあるけれど、作業開始前に予めディーラーなどでご相談されることをオススメする。
ワイパーアームからブレードを外すため、ワイパーアームを立てる。
慣れている方であれば、この状態で替えゴムの交換が出来そうな感じがする。
しかし、自分は替えゴムだけの交換は初めてなので、素直にアームからブレードを外すやり方で。
ワイパーアームからブレードを外すやり方は、輸入車を含め様々な場合があるので、不安な方はいろいろとサイトに載せてくれる方がいるので、そちらを参考に。
アルテッツァの場合は単純にツメで留まっているだけなので、写真では判りにくいけれど、親指でツメ解除のレバーを押しながら、真っ直ぐに引けば外れてくれる。
自分はうっかり屋であるので、ブレードを外したままアームを立てていると、何かの弾みでアームをフロントガラスに強打してしまいそうな予感。
念のため、予め倒して置く。
また、キズ防止のためタオルをかました。
外したブレード。
写真ノイズがあって判りにくいですが、かなり汚い。
砂埃をはじめ、うっすらと黄色い粉はスギ花粉?
ゴムのストッパーにツメがかかっています。
外してみて、ブレードも結構サビが…。
次回は、ブレードを交換するか、シャーシブラックなどで塗装しないと。
ここがしっかりと黒くないと、急に古いクルマ感が漂うので。
いや、平成15年式だから、素直に古い。
ゴムにあるストッパー部分より、写真だと右へ強く引き抜く。
強く…といっても、自分の場合は、ゴムが劣化して硬化していたためか、そんなに力は必要無かった。
替えゴムには、金属も挟んであるので、念のため、柔らかい布などで作業した方がケガなどしてしまうリスクが減ると思います。
ワイパーブレードとゴムが分離された状態。
今となっては、このとき、シャーシブラックなどで、簡単にでも塗装しておけば良かったと後悔…。
遠目ではわかりませんが、近くで見ると、粉のようにサビがふいている。
DIY雑誌などでは、替えゴム交換2回に1回はブレード交換と言いますし…。
古いゴムを外した手順と逆に、新しい替えゴムをはめる。
特に難しいことはなく、ワイパーブレード本体下部のツメに、新しい替えゴムのレール溝にあわせてスライドさせていく。
関係あるのかわかりませんが、どちら側から外したか覚えておくと良いのかも。
ちなみに自分のは、アームを立てたときにボンネットに近い方がストッパー側でした。
あと少しで、全てのワイパーブレード本体下部のツメに、替えゴムのレールが通りそう…というところでストップ。
それは、何故かというと…。
パッケージ台紙に記載されている作業手順は、
「最初に2箇所の樹脂の金属留めを外して~」
となっていますが、途中で金属が外れたら嫌だと思い、自分はつけたままワイパーブレード本体下部のツメにスライドさせていった。
しかし、金属だけが外れてしまう感じは無かった。
最後の最後で、樹脂の金属留めを外す。
コの字型になっているので、かるく片方ずつ持ち上げると外すことが出来る。
最後のワイパーブレード本体下部のツメを替えゴムのレールに通し、ストッパーの部分まで引っ張る。
これで、ロックがかかった状態になった。
念のため、ストッパーがかかった状態のところのツメを、軽く指で押しておいた。
新品のゴムなので弾力があり跳ね返されてしまうと思うけれど、あまり意味もない行為だとも思う。
新しい替えゴムを付けたブレードをワイパーアームに装着します。
ワイパーアームを立てて…。
この写真の状態でも、ワイパーアームにもうっすらサビが。
いずれ、こちらもシャーシブラック等で塗装しなければ…。
ワイパーブレードとワイパーアームのU字フックの部分に上から押し込めば、ワイパーブレードのロックが「カチッ」と音が鳴り、ロックがかかる。
あとは、残りの1本も同様に作業。
新しい替えゴムは弾力もあって、ガラス面に対して垂直に立っていて気分がいい。
最後に、替えゴムが外れたりしないか、ワイパーアームから異音がしないか確認するために、ゴムに負担がかからないよう、ウォッシャー液などを出しながら10回程度作動させて問題が無ければ作業完了。
今回は初めての作業で、様子を見ながらでしたので10分ぐらいかかったが、慣れてしまえば約5分程度で終わってしまう簡単な作業だった。
あとは実際に、雨の日に使用してみて、PIAA・シリコートワイパーのように、ガラスコーティングをしたガラスでも、ヒビリ音が出たり、扇型の筋が出たりしないことを祈るだけ(笑)。
それがクリア出来ている製品であれば、この商品は安価で良い商品だと思う。
最後に残念なお知らせ(笑)。
助手席側のワイパーアームからワイパーブレードを外す際、U字フック部に砂がかんでいてロックがなかなか外れない状態だった。
ウネウネと動かしながらブレードを外したら、一気に外れてワイパーアームにキズを作ってしまった。
いずれ、シャーシブラックなどで塗装しようと思っていますが、3月はまだ寒く、風も強いので、梅雨が明けるまでタッチアップの黒で誤魔化しておく。
みなさんも、作業する際には自分のようにキズをつけないよう十分お気をつけて行ってください。
(執筆・作業:2012年3月11日)